2021年2月1日のクーデター発生以降、軍事政権による支配が続くミャンマー。
ジャーナリストや映画制作者の逮捕が続く厳しい状況下でも作品を作り続けるため、若手ミャンマー人作家たちが自らの匿名性を維持した「ミャンマー・フィルム・コレクティブ」を結成。本作は、10人が参加し、ミャンマーに縁のあるオランダ在住プロデューサーらの支援のもと制作された。彼らは自由が奪われたこの国で、現在声を上げることのできない人々に声を与えることを目的としている。(公式サイトより)
パレスチナ、ウクライナ、シリア、スーダン・・・
世界各地で次々と人道危機が発生しては別の地のことは過去として忘れ去られていく・・・ミャンマーもまだ終わりを迎えてはおらず、同時代を生きるアーティストたちも、リスクを抱えながら表現を続け闘っています。そんなミャンマーのアーティストたちによる作品を一緒に観て、専門家によるポストトークをお聞きし、そして鑑賞者のみなさんを交えたディスカッションをする機会にできればと思います。
ポストトークのゲストには、ミャンマーの精霊信仰や映画事情に精通されているミャンマー研究者・山本文子さんと、長年東海地域のミャンマー難民の方々の支援に携わり名古屋市中川区のミッタディカパゴダの建立にも尽力された馬島浄圭さん(妙法寺住職)をお招きします。